FAX番号を誤記載 PCR検査申込書が個人宅へ 群馬県が謝罪

FAX番号を誤記載 PCR検査申込書が個人宅へ 群馬県が謝罪
前橋市のホストクラブで「クラスター」が発生したことを受けて、群馬県などが接待を伴う飲食店の従業員を対象に行っているPCR検査の申込書のファックス番号の記載に誤りがあり、検査を申し込んだ10人分の個人情報が、関係のない個人宅に送られていたことがわかり、県が謝罪しました。
前橋市内の繁華街にある2つのホストクラブで「クラスター」が発生して感染が相次いだことを受け、県と前橋市は、この地域の接待を伴う38の飲食店の従業員を対象にPCR検査を無償で受け付けています。

県によりますと、今月19日に対象の店舗に配布した検査の申込書に、市内の個人宅のファックス番号が誤って記載されていたということです。

23日、誤送信先の住民の指摘で誤りが発覚し、この間、2つの店から従業員10人の名前や携帯番号などが記載された書類が送信されていたということです。

県は書類を回収するとともに住民や店舗に謝罪したということです。

県保健予防課の中村多美子課長は会見で「今後は情報管理を徹底し再発防止に万全を期したい」と話していました。