茂木外相 ラオスの外相と会談 長期滞在者の往来再開へ

茂木外相 ラオスの外相と会談 長期滞在者の往来再開へ
茂木外務大臣は訪問先のラオスでサルムサイ外相と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限措置を緩和し、長期滞在者を対象に、来月上旬にも往来を再開させることで一致したほか、短期滞在者の往来の再開に向けても調整を加速することを確認しました。
ラオスを訪問中の茂木外務大臣は23日午後、サルムサイ外相と1時間余り会談し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う両国の入国制限措置を緩和し、企業の駐在員などの長期滞在者を対象に来月上旬にも往来を再開させることで一致しました。

また、両外相はビジネス関係者などの短期滞在者の早期の往来再開に向けても調整を加速することを確認しました。

さらに、茂木大臣は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って制限しているラオスからの国費留学生の入国を早期に認める考えを伝え、サルムサイ外相は謝意を示しました。

会談のあと両外相は、日本政府がラオス国内の教員を養成する教育機関の整備など合わせておよそ24億円規模の無償資金協力を行うことで合意し、交換公文に署名しました。