参議院 本会議のオンライン審議に向け課題整理へ

参議院 本会議のオンライン審議に向け課題整理へ
新型コロナウイルスの感染拡大で、参議院は本会議の審議をオンラインで行うための課題を整理することになり、すでに導入されている海外の例などを調査することにしています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、通常国会では密集した状態を避けるため、本会議場で間隔を空けて座るなどの対応がとられました。

参議院はさらなる対応が求められる可能性もあるとして、本会議の審議をオンラインで行うための課題を整理することになりました。

そして議院運営委員会の理事らが近く、審議や採決などにオンラインを導入しているイギリスやスペインの議会関係者から聞き取りを行うことにしています。

ただ、憲法では衆議院と参議院それぞれで全議員の3分の1以上の出席がなければ本会議は開けないことになっていることも踏まえ、慎重に検討が進められる見通しです。