消毒やマスク着用 感染防止ガイドラインに沿って競泳大会開催

消毒やマスク着用 感染防止ガイドラインに沿って競泳大会開催
新型コロナウイルスの影響が続く中、東京都水泳協会は、独自に作成した感染防止対策のガイドラインに沿って競泳の大会を開催しました。
東京 江東区の東京辰巳国際水泳場で開かれたこの大会は、東京都水泳協会が企画しました。会場に選手や関係者が密集することを避けるために、レースが行われる日程は年代ごとに分けられ、初日の22日は小学生の部に700人余りの選手が参加しました。

選手たちはスタート台の足を置くプレートの位置を調整する前後で手を消毒していたほか、レース直後はプールサイドの休憩所で呼吸を落ち着かせてからマスクを着けて退場するなど、協会が医師の監修の下で独自に作成した感染防止対策のガイドラインに沿った形で競技を進めていました。

小学6年生の男子選手は「久しぶりにレースができてうれしかった。次の大会の時もほかの選手との距離を取るなどして臨むようにしたい」と話していました。
東京都水泳協会の会長を務める北島康介さんは「まだまだ注意が必要で、改善点も出てくると思うが、この夏に大会を開催できてよかった。泳ぐことや記録の更新に挑むことなど、水泳の楽しさを感じてもらいたい」と話していました。

大会は今後、中学生や高校生などの部門で競技が行われます。

今月29日から始まるシニアの部には、白血病からの競技復帰を目指す池江璃花子選手が出場する予定です。