東京パラリンピック 競泳日本代表選考会 来年5月開催へ

東京パラリンピック 競泳日本代表選考会 来年5月開催へ
東京パラリンピックに出場する競泳日本代表の選考会が、新型コロナウイルスの感染状況を見極める必要があるとして、大会の3か月前となる来年5月に開催されることがわかりました。
東京パラリンピックの競泳で日本は男女合わせて27人の出場枠を獲得していて、去年の世界選手権で優勝し、すでに代表に内定している3人を除く24人を決めるための選考会が開催されることになっています。

当初はことし3月に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になり、その後、パラリンピック自体も1年延期が決まりました。

これを受けて「日本身体障がい者水泳連盟」と「日本知的障害者水泳連盟」は、選考会を、パラリンピック本番の3か月前となる来年5月に開催することを決めたことが関係者への取材で分かりました。

具体的には来年5月21日から23日までの3日間、横浜市で開かれる「ジャパンパラ大会」を選考会として、競技団体が設定する派遣標準記録を突破した選手を代表に内定するということです。

パラ競泳の代表選考会はこれまで大会の5か月前に行われてきましたが、競技団体は新型コロナウイルスの感染状況を見極める必要があるとしていて、選手たちは本番まで3か月での準備を余儀なくされることになります。