モーリシャス沖 貨物船座礁事故 船体沈め処分する作業始まる

モーリシャス沖 貨物船座礁事故 船体沈め処分する作業始まる
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商船三井がチャーターした貨物船がインド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した事故で、現地メディアなどによりますと、沖合にえい航した船体の前の部分を海に沈めて処分する作業が始まりました。
岡山県の長鋪汽船が所有し商船三井がチャーターしていた貨物船「WAKASHIO」は先月25日、モーリシャスの沖合で座礁し、その後、燃料の重油などが大量に流出しました。

事故の対応にあたっているモーリシャス当局は、座礁後に2つに割れた船体のうち前の部分を沖合10キロ余りの地点までえい航したうえで沈めて処分する計画を決めていました。

現地メディアなどによりますと20日、モーリシャス政府関係者の立ち会いのもと、予定していた地点で海に沈める作業が始まりました。

また、ブリッジなどがある船体の後ろの部分については座礁した場所にとどまっていますが、当局は21日から中に残っている油を取り除く作業を再開させるとしています。

一方、環境NGOのグリーンピース・アフリカなどは19日、「貨物船を沈める処分方法では生物多様性を危機にさらし、海を汚染させる」として批判する声明を出しています。