天皇皇后両陛下 水の防災についての国際会議をオンライン聴講

天皇皇后両陛下 水の防災についての国際会議をオンライン聴講
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天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中での水害への対応などを話し合うオンラインの国際会議を聴講されました。
天皇陛下は長年、水をめぐる問題の研究に取り組んでいて20日、研究活動の一環として、皇后さまとともにお住まいの赤坂御所でインターネットを使ってオンラインで行われた水の防災についての国際会議を聴講されました。

会議には、およそ40か国から政府の代表や専門家などが参加し、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、水害に対応するため国どうしの連携が必要だといった意見が出されました。

会議の進行役を務めた政策研究大学院大学の廣木謙三教授によりますと両陛下は、メモをとるなど熱心に話を聞かれ、天皇陛下は、会議の終了後に「大変意義のある会議でした。世界各国が手を携えてこの困難を乗り越えてほしい」と述べられたということです。