UAE海上警備当局がイラン漁船に発砲し2人死亡 関係悪化懸念も

UAE海上警備当局がイラン漁船に発砲し2人死亡 関係悪化懸念も
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イラン外務省は、ペルシャ湾をはさんで向かい合うUAE=アラブ首長国連邦の海上警備当局の発砲を受けてイランの漁船の乗組員2人が死亡したと発表しました。両国をめぐっては、UAEが、イランと敵対するイスラエルとの国交正常化で合意したことにイランは非難を強めていて、関係悪化が懸念されています。
イラン外務省の発表によりますと今月17日、複数のイランの漁船がUAEの海上警備当局の発砲を受けて、このうち1隻が一時拿捕(だほ)され、漁船の乗組員2人が死亡したとしています。

UAE側から詳細な発表はありませんが、国営通信は、8隻の船が、17日にペルシャ湾のUAEの領海内で違法操業しているのが確認されたと伝えていました。

イラン外務省は18日、イランに駐在するUAEの代理大使を呼んで抗議しました。

一方、イラン外務省は同じ17日に、イラン側も領海侵犯したUAEの船を拿捕して乗組員を拘束し、法的な手続きを進めていると説明しています。

両国は、互いに主要な貿易相手国であり経済的な結び付きが強い一方、UAEが、イランと敵対するイスラエルとの国交正常化で合意したことにイランは非難を強めていて、関係悪化が懸念されています。