社会

愛知県 大村知事 県独自の緊急事態宣言など24日で解除方針

愛知県の大村知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた県独自の緊急事態宣言と、名古屋市中心部の一部の飲食店などへの営業時間の短縮や休業の要請を、予定どおり、今月24日までで解除する方針を表明しました。一方、25日以降も「厳重警戒」は続くとして、県をまたぐ不要不急の移動の自粛などを求める考えを示しました。
愛知県の大村知事は、21日の記者会見で、県内の感染者数が、今月10日まで14日間連続で100人を超えたあと、21日まで8日連続で100人を下回ったとして、今月6日に出した県独自の緊急事態宣言に「一定の効果はあったと思う」と述べました。

そのうえで、「大変厳しい状況だが、こうした緊急事態宣言はずっと続けるものではない」と述べ、延長はせず、当初の予定どおり、今月24日で解除する方針を表明しました。

合わせて、今月5日から続けている名古屋市中心部の一部の飲食店などへの営業時間の短縮や休業の要請も、24日で終えるとしています。

愛知県は、24日に開く対策本部の会議で、こうした方針を正式に決めることにしています。

一方、大村知事は、今月25日以降について、「全部なくなるわけではなく、『厳重警戒』になる。引き続き、行動の自粛や変容をお願いし、感染防止対策に取り組んでもらいたい」と述べ、引き続き、県民に対し、県をまたぐ不要不急の移動の自粛などを求める考えを示しました。

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