プロ野球 西武 佐藤と相内 出場禁止処分 外出禁止時期にゴルフ

プロ野球 西武 佐藤と相内 出場禁止処分 外出禁止時期にゴルフ
プロ野球・西武の2年目、佐藤龍世選手と8年目の相内誠投手が新型コロナウイルスの感染防止のため、球団が外出を禁止していた時期にゴルフに行き、佐藤選手はその時にスピード違反もしていたとして、球団は2人に無期限の対外試合出場禁止などの処分を科しました。
球団によりますと、ことし4月、佐藤選手は相内投手を乗せて乗用車で千葉県内のゴルフ場に向かう途中、東京都内の首都高速道路のトンネルの中で時速60キロの法定速度を大幅に超える149キロで走行していたことが車のスピード違反を取り締まる装置「オービス」に記録され、警察から事情を聞かれた佐藤選手が今月17日になって球団に報告したということです。

スピード違反に加え、球団が新型コロナウイルスの感染防止のため、不要不急の外出を禁止していた時期にゴルフをしていたことから、球団は20日、2人に無期限の対外試合出場禁止とユニフォームの着用禁止の処分を科しました。

2人とも「深く反省している。大変申し訳ない」などと話しているということです。

佐藤選手は2年目の23歳。昨シーズンは1軍で52試合に出場しました。

相内投手は8年目の26歳で昨シーズンまで1軍で21試合に登板していました。

西武の飯田光男球団本部長は「緊急事態宣言が出された直後で外出自粛が要請されていた時期だったうえ、一歩間違えれば大事故につながる危険な運転だったと判断して厳しい処分にした」と話しています。