コンビニ 先月の売り上げ7%減 感染再拡大や梅雨明けの遅れで

コンビニ 先月の売り上げ7%減 感染再拡大や梅雨明けの遅れで
全国の主なコンビニの先月の売り上げは、去年の同じ月に比べて7%余り減少しました。感染の再拡大や梅雨明けが遅れた影響などで客足が伸びず、6月よりも落ち込みの幅が大きくなりました。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは、既存店ベースで8656億円余りで、去年の同じ月を7.4%下回りました。5か月連続の減少ですが、落ち込みの幅は6月の5.2%から、さらに大きくなりました。

これについて協会では、新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことに加え、全国的に梅雨明けが遅れるなど、雨の日が多かったことで客足が伸びなかったためだとしています。

一方、1人当たりの購入額は、去年の同じ月に比べて増える傾向が続いていて、コンビニ各社は、自宅で過ごす消費者のまとめ買いの需要に応えるため、冷蔵できる総菜や冷凍食品の品ぞろえを充実させるなどして、売り上げを回復させたいとしています。