トランプ大統領 UAEに最新鋭戦闘機F35の売却検討

トランプ大統領 UAEに最新鋭戦闘機F35の売却検討
アメリカのトランプ大統領はイスラエルとの国交正常化で合意したUAE=アラブ首長国連邦に対し、最新鋭のステルス戦闘機F35の売却を検討していることを明らかにしました。
アメリカのトランプ大統領は19日、ホワイトハウスで行った記者会見で、最新鋭のステルス戦闘機F35について、「UAEは多くのF35を購入したがっている。どうなるか見てみよう。今、検討しているところだ」と述べました。

UAEは先週、歴史的に敵対してきたイスラエルと、アメリカの仲介のもと国交正常化で合意したばかりです。

F35をめぐっては以前からUAEが購入に関心を示していて、アメリカ側がイスラエルとの国交正常化の合意を成立させるために、売却の検討に応じたのではないかという観測も出ています。

ただ、イスラエルのネタニヤフ首相は声明で、合意の中にF35の売却が含まれていたことを否定したうえで、「アメリカは常にイスラエルの優位性を維持するとしてきた」として、売却は中東地域で唯一F35を実戦配備しているイスラエルの軍事的な優位性が脅かされると反対しています。

イスラエルとUAEは歴史的な合意に至ったばかりですが、国交を結ぶための協議は今後さらに続く予定で、F35の売却をめぐる問題が協議の行方に影響を与える可能性もあります。