茨城 1人死亡 新たに13人感染 県内計476人に 新型コロナ

茨城 1人死亡 新たに13人感染 県内計476人に 新型コロナ
茨城県は19日、新型コロナウイルスに感染して治療を受けていた1人が死亡したと発表し、これで県内で死亡した人は11人になりました。また、水戸市を含めて、新たに未就学児を含む男女13人の感染が確認され、これまでに感染した人は476人となりました。
茨城県によりますと、新型コロナウイルスに感染して入院して治療を受けていた80代の男性が18日、死亡したということです。

県内で感染が確認された人が死亡したのは5月25日以来で、これで死亡した人は11人となりました。

また、新たに感染が確認されたのは9人で、このうち、龍ケ崎市の20代の女性と、土浦市の20代の女性は、18日、県が感染を発表した千葉県の女性と同じ接待を伴う飲食店に勤務しているということです。

この店に関連して合わせて6人の感染が確認されているということで、県はクラスターの可能性があるとして店の名前を公表しました。

店は、つくば市天久保の「ClubRouge」で、県は今月1日から16日までに店を利用した人はつくば保健所に連絡するよう呼びかけています。

鹿嶋市では、いずれも40代の男性会社員とその妻の感染が確認されました。妻は、パートの保育士で、県は濃厚接触者を把握してPCR検査を行うことにしています。

このほか、龍ケ崎市の30代でパートとして都内の介護施設に勤務する女性と、古河市の20代の無職の女性の感染が新たに確認されました。

すでに感染が確認されている人の濃厚接触者で、鹿嶋市の未就学児の女児2人と、常陸大宮市の40代のアルバイトの女性の感染も確認されています。

また、水戸市によりますと、いずれも市内に住む30代の会社員の男性、40代の自営業の男性、70代の看護師の女性、70代の無職の女性の感染が確認され、このうち70代の無職の女性は中等症だということです。

70代の看護師の女性は、市内の介護老人保健施設「こすもぴあ」に勤務していて、水戸市では看護師が接触した入所者10人についてPCR検査を行いましたが、いずれも陰性だったということです。

これで県内で感染が確認された人は合わせて476人になりました。

一方、茨城県と水戸市によりますと、19日までに新たに15人の症状が回復し、県内でこれまでに退院した人などは373人となりました。