長野県上田市に住む20代の女性と、松本市に住む60代の会社員の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。

長野県によりますと、このうち上田市の女性は今月15日にせきが出たため17日、医療機関を受診して検査したところ感染が確認されたということです。

症状が出る前に首都圏に行ったと話しているということで、県が詳しい状況を確認しています。

また、松本市の女性は今月12日以降にせきやけん怠感、それに嗅覚の異常が出たため17日、医療機関を受診し、検査した結果、陽性が判明したということです。

症状が出たあとも職場に出勤していたということで、県が同僚などとの接触の状況などを確認しています。

不特定多数の人と接する仕事ではないということです。

2人は入院していて、いずれも軽症だということです。

県は、2人の同居家族1人ずつの合わせて2人について、濃厚接触者と判断し、検査の準備を進めています。

県内の感染者はこれで152人となりました。

県内の医療機関には県外で感染が確認された人を含む30人が入院していて、重症の人はいないということです。