厚底シューズ 世界陸連はトラック種目では使用不可に

厚底シューズ 世界陸連はトラック種目では使用不可に
マラソンなどで使用した選手の好記録が相次いでいる「厚底シューズ」について、国際競技団体の世界陸連はトラック種目では使用できないとする規定の改正を発表しました。一方、日本陸連は、ことし11月末までを移行期間として、使用できるかは大会の主催者の判断に委ねることにしています。
「厚底シューズ」はカーボンファイバー製のプレートが埋め込まれるなど反発力が高く、マラソンなどの長距離種目で好記録が相次いでいます。

世界陸連はことし1月、「スポーツの高潔性が技術によって脅かされている」などとして靴底の厚さを4センチ以下にする規定を定めました。

この靴底の厚さについて、世界陸連は新たにトラック種目では800メートル未満の種目は2センチ以下、800メートル以上の種目は2.5センチ以下などとする規定の改正を発表し、先月28日からロードレースを除いて4センチ近い「厚底シューズ」は使用できないことになりました。

一方、この発表を受けて日本陸連が対応を検討した結果、ことし11月末までを移行期間として、使用できるかは大会の主催者の判断に委ねることにしました。

この期間に日本の選手が国内で出した記録は、世界陸連の規定外の厚底シューズであっても公認記録として扱われますが、公式結果にはどの選手が規定外のシューズを履いていたかが注記されます。

厚底シューズを巡っては、先月北海道で行われたトラック種目の大会でも、使用した選手の好結果が相次いでいました。