沖縄県 新型コロナ 70歳以上の感染者の割合 先月と比べ倍増

沖縄県 新型コロナ 70歳以上の感染者の割合 先月と比べ倍増
新型コロナウイルスの流行状況について沖縄県が県内のデータを分析したところ、70歳以上の感染者が占める割合が今月は、先月より倍増していることが分かりました。
沖縄県は、新型コロナウイルスの県内の流行状況について、国立感染症研究所からデータの提供を受け、感染した人の年代などについて分析しました。

それによりますと、今月1日から10日までに確認された感染者のうち、70歳以上の人が占める割合は6.4%と先月1か月と比べて倍増していることが分かりました。

また、感染経路別では、
▽夜の街で感染した人が先月は49.8%で最も多くなりましたが、今月以降は26.8%と半減しています。

一方、
▽家族から感染した人は先月は13.9%でしたが今月は20.4%、
▽会食で感染した人は先月の9.6%から今月は15.6%と増えています。

県の担当者は「県民の間で感染が広がっている状況にあり、重症化するリスクの高い高齢者への感染を食い止めるため、県民の皆さんには引き続き、不要不急の外出の自粛などをお願いしたい」と話しています。