札幌 アパマンショップ爆発で元店長に有罪判決 地裁

札幌 アパマンショップ爆発で元店長に有罪判決 地裁
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おととし、札幌市の不動産仲介店「アパマンショップ」で、誤って爆発事故を引き起こして40人以上に重軽傷を負わせた罪などに問われた元店長に対し、札幌地方裁判所は「過失の程度は誠に重大だ」として執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
おととし12月、札幌市豊平区の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」で起きた爆発事故では、隣の飲食店の客や周辺住民など44人が重軽傷を負ったほか、近隣の建物8棟にも被害が出ました。

当時、不動産仲介店の店長だった辻本貴浩被告(35)は、引き渡し前の部屋に使用する除菌消臭用スプレー70本以上を処分しようと、店内で噴射し可燃性ガスが充満していたのに、誤って給湯器のスイッチを入れて爆発を引き起こしたとして、重過失傷害と重過失激発物破裂の罪に問われました。

これまでの裁判で辻本被告は、起訴された内容を認め、検察は禁錮3年6か月を求刑していました。

18日の判決で、札幌地裁の石田寿一裁判長は「被告はみずから店内に可燃性ガスを充満させ、危険な状況と認識していたのに注意を怠った過失の程度は誠に重大だ。けが人は多数に及び、肉体的、精神的な苦痛は大きい」などと指摘しました。

そのうえで「幸いにも死者が出ず、被告は罪を認めて反省と謝罪のことばを述べている」として禁錮3年、執行猶予4年を言い渡しました。