沖縄 玉城知事 感染者減少傾向で“よい方向に向かってる”

沖縄 玉城知事 感染者減少傾向で“よい方向に向かってる”
沖縄県の玉城知事は、1週間あたりの新規感染者数は減少傾向にあり、「よい方向に向かっている」と述べたうえで、感染拡大の防止に向けて、県民に一層の協力を求めました。
玉城知事は記者会見で、17日新たに38人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されるとともに、病院で治療中の1人が死亡したと発表しました。

一方、1週間あたりの新規感染者数は、今月14日までの626人をピークに減少傾向にあることを明らかにしました。

そのうえで、「8月16日ごろから療養者数がピークを迎え、その後は徐々に減少していく見込みとなっており、今は潮目を変えるための重要な時期と考えている」と述べました。

そして、「病床数は引き続きひっ迫して、重症者の増加も警戒が必要な状況ではあるが、県民・事業者の皆さんの努力によって、現在はよい方向へ向かっていると認識をしている。この流れをしっかりと確定させるべく、もうひとふんばりのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」と述べて、感染拡大の防止に向けて、県民に一層の協力を求めました。

そのうえで、病床の確保数について「すでに360床以上の確保が進んでいる。患者を受け入れている医療機関の皆さん、その受け入れ拡大のために協力をいただいている医療機関の皆さん、現場で働く医療従事者の皆さんに対し、心から敬意と感謝を申し上げ、引き続きご協力をお願いしたいと思う」と述べました。