感染が分かったのは、新宿区の東京都庁に隣接する都議会棟にある保育園「とちょう保育園」の30代の女性保育士1人です。

都などによりますと、今月13日に体の痛みが出て帰宅したあと熱が出たため、翌日、ＰＣＲ検査を受けて感染が分かったということです。その後は出勤しておらず、今のところ感染経路は分かっていません。

保育園では、新宿区の保健所が濃厚接触者に当たると判断した園児22人と職員11人についてＰＣＲ検査を進めているということです。

「とちょう保育園」は新宿区が認可した保育園で、都庁の職員や近くの企業に勤める従業員の子どものほか、新宿区に住む子ども、合わせて35人が通っていて、保育園では、園児の受け入れ態勢が整うまで休園するということです。