新型コロナ 天理大ラグビー部 新たに4人感染 部活動当面休止に

新型コロナ 天理大ラグビー部 新たに4人感染 部活動当面休止に
奈良県の天理大学でラグビー部員20人が、新型コロナウイルスに集団感染したことを受け、大学側は記者会見を開き、新たに4人の感染が確認されたと発表しました。ラグビー部の活動は当面休止することにしています。
天理大学では16日までに、ラグビー部の10代から20代の男性部員合わせて20人の感染が確認され、奈良県は部員が共同生活する寮やグラウンドで、集団感染=クラスターが発生したとして、同じ寮で生活している部員全員の検査を進めています。

天理大学は記者会見を開き、新たに部員4人の感染が確認されたと発表しました。

ラグビー部の活動は期限を決めず当面休止することにしています。

岡田龍樹副学長は「これまで感染には十分注意していましたが、集団感染が発生し、大変遺憾です。このようなことがないよう対策を徹底していきます」と話しています。

大学によりますと、ラグビー部では日本ラグビー協会のガイドラインに基づき、今月から接触プレーを含む練習を再開していました。

天理大学は、県の指導に基づいて寮の消毒などを行ったということです。