沖縄 新型コロナ感染拡大で看護師など不足 国が早急派遣を検討

沖縄 新型コロナ感染拡大で看護師など不足 国が早急派遣を検討
新型コロナウイルスの感染拡大で、沖縄県で看護師や保健師が不足している問題をめぐり、橋本厚生労働副大臣が16日、沖縄県庁を訪れて玉城知事と会談し、国として早急に派遣できるよう取り組む考えを示しました。
会談で玉城知事は「人口10万人当たりの新規陽性者数が全国最多の状況が続いている。医療機関でもクラスターが発生し、スタッフの隔離措置などで医療提供体制がひっ迫している」と述べ、県内では看護師が50人規模で不足しているとして、派遣が必要だという認識を示しました。

これに対して、橋本厚生労働副大臣は「全国知事会とも協力しながら、全力で沖縄県を支えていく」と述べ、国として早急に看護師や保健師が派遣できるよう取り組む考えを示しました。

会談のあと橋本副大臣は記者団に対し、「現場のニーズも確認しながらできるだけ早く派遣できるよう取り組んでいきたい」と述べました。