石川 看護師1人死亡18人感染確認 県内感染456人に 新型コロナ

石川 看護師1人死亡18人感染確認 県内感染456人に 新型コロナ
石川県は新型コロナウイルスに感染していた看護師の女性が亡くなったと発表しました。また、新たに18人の感染が確認され、県内で感染が確認された人は合わせて456人になりました。
石川県によりますと、亡くなったのはクラスターが発生したかほく市の二ツ屋病院に勤務していた60代の女性看護師です。県内で医療従事者が新型コロナウイルスによって亡くなったのは、これが初めてだということです。

新たに感染が確認されたのは20代から90代の男女合わせて18人です。このうち6人は、感染者の集団=クラスターが発生している先月30日に開かれたカラオケ大会の関係だということです。

また、18人のうち3人が県内の飲食店で飲酒をともにしていて、今回、感染が確認されました。これまでに確認された3人を含めて、飲食店でクラスターが新たに確認されたと発表しました。

そして、これとは別にこれまでに感染が確認されている14人についても、別の飲食店で発生したクラスターと認定しました。

県はマスクを外して飲食をする場面には感染拡大のリスクが伴うので、注意が必要だとしています。

16日確認された感染者の中で、感染経路が分からないのは6人だということです。

県内の感染状況です。
これまでに456人の感染が確認され、このうち亡くなった人は1人増えて29人、治療中の人は15日より10人増えて122人、退院した人は7人増えて305人となっています。

感染状況を示す4つの指標は、感染経路不明者が1週間平均で3.6人、クラスター関連を除く検査陽性率が7%、病床使用率が73.8%、重症病床使用率が6.7%で、3つの指標が県の基準を上回っています。