茨城県 県内の新たな感染者7人に 新型コロナ

茨城県 県内の新たな感染者7人に 新型コロナ
茨城県と水戸市は15日、新たに7人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。これで県内で感染が確認された人は合わせて450人となりました。
茨城県と水戸市によりますと、このうち水戸済生会総合病院に入院していた水戸市の80代の無職男性は肺炎の症状があり、中等症だということです。

男性は、今月9日に感染が確認された60代の入院患者の男性と同じ病棟に入院していたということです。

60代男性の感染確認を受けて9日にPCR検査を受け、この時は陰性でしたが、13日に発熱して翌日に抗原検査を受けたところ、感染が確認されたということです。

水戸済生会病院をめぐっては15日に発表された患者を含め、医師や患者合わせて6人の感染が発表されていて、水戸市はクラスターの可能性を否定できないとしています。

水戸済生会病院では感染者が出ている消化器内科の外来の診察を停止していますが、14日から救急の受け入れを再び停止しました。

週明けの17日からは、ほかのすべての診療科について初診患者の受け入れを停止するということです。

一方、15日はすでに感染が確認されている人の濃厚接触者で、東海村の80代の無職男性と、つくば市の20代のパート女性、水戸市の60代の会社員男性と水戸市の50代の会社員女性の感染が確認されました。

そのほか、潮来市の80代の無職男性と、水戸市の80代の無職男性の感染が確認されました。

これまでに茨城県内で感染が確認された人は合わせて450人となりました。このうち死亡した人は10人です。

一方、これまでに退院した人などは合わせて332人となっています。