神奈川県厚木市の病院で14日までに、入院患者など15人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県はクラスターが発生したとみて調べています。

神奈川県は14日、厚木市にある「湘南厚木病院」で40代から90代の入院患者、合わせて14人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。

県などによりますと、この14人は13日、感染が発表されたこの病院でリハビリ関係の業務をしている、30代の女性の濃厚接触者だということです。

これで、この病院の感染者は15人となり、県はクラスターが発生したとみて対策チームを病院へ派遣し、調査や感染拡大防止の対策を進めています。

入院患者14人のうち、80代の男性が肺炎の症状などがある中等症で、ほかの人は軽症だということです。

今回の集団感染を受けて、病院では、14日から救急や新規の患者の受け入れ、それに、予定していた手術の停止や延期の措置をとっているということです。