ステッカー掲示の飲食店 新型コロナ感染対策を確認へ 東京都

ステッカー掲示の飲食店 新型コロナ感染対策を確認へ 東京都
新型コロナウイルスの感染防止対策をとっていることを示す、都のステッカーを掲示した店で集団感染の発生が明らかになるなか、東京都はステッカーを掲示している繁華街の飲食店を中心に、対策がとられているかどうか確認を進めることになりました。
東京都が発行する「感染防止徹底宣言ステッカー」は、都のホームペーから誰でも手続きができ、感染防止対策をとっていれば、店舗名などが記入されたステッカーを、自分で印刷して店先などに掲示します。

都はステッカーが掲示された店の利用を呼びかけていますが、掲示していた東京 江戸川区のフィリピンパブで、客と従業員の集団感染が明らかになり、ステッカーの実効性が課題となっています。

こうした中、東京都はステッカーを掲示している繁華街の飲食店を中心に、対策がとられているかどうか確認を進めることになりました。

職員12人が2人1組でチームをつくり、来週以降、店をまわるということです。
これについて東京都の小池知事は「ステッカーを掲示するのは、感染拡大の防止策を講じることが大前提になるので、店の責任としてやっていただきたい」と述べました。

また、利用する客側に対しても「手洗いの徹底やマスクの着用、また、体調が悪い場合は店の利用を控えるなど、注意していただきたい」と述べました。