サッカー サガン鳥栖 リーグ戦3試合を中止に 新型コロナ感染で

サッカー サガン鳥栖 リーグ戦3試合を中止に 新型コロナ感染で
サッカーJ1のサガン鳥栖で、12日までに、監督や選手など合わせて10人の新型コロナウイルスの感染が確認されたことから、Jリーグは、サガンが出場する今月23日までのリーグ戦3試合を中止にすると発表しました。
サガン鳥栖では12日までに、監督や選手など10人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、佐賀県は、チーム内でクラスターが発生したとの認識を示しました。

サガンは当面、チームとしての活動を自粛することにしていて、これを受けて、Jリーグは、感染の拡大を防ぐため、サガンが出場する今月23日までのリーグ戦3試合を中止すると発表しました。

中止になるのは15日の第10節、ホームで行われるガンバ大阪戦と19日の第11節、アウェーで行われるベガルタ仙台戦。

それに、23日の第12節、ホームで行われる北海道コンサドーレ札幌戦の3試合です。

J1のリーグ戦が中止になるのは、先月26日のサンフレッチェ広島対名古屋グランパス以来です。

さらに、12日に中止になった、Jリーグカップのサンフレッチェ対サガンの代替試合は行わないことも、合わせて発表されました。

村井チェアマン「リーグ全体の問題」

サッカーJ1、サガン鳥栖のリーグ戦3試合が中止になったことを受けて、Jリーグの村井満チェアマンは「集団感染がJリーグから出たことを重く受け止め、リーグ全体の問題ととらえている。ガイドラインの見直しはもちろんのこと、練習や試合ありきではなく、感染拡大を封じ込めることを第一の基軸としていく。これ以上の感染拡大を防ぐため、最大限の努力をしていく」とのコメントを発表しました。