新型コロナ 東京 千代田区 区内の介護施設全職員にPCR検査

新型コロナ 東京 千代田区 区内の介護施設全職員にPCR検査
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新型コロナウイルスの集団感染を防ごうと、東京 千代田区は、区内の介護施設で働くすべての職員を対象に定期的にPCR検査を実施することになりました。
対象になるのは、千代田区内の特別養護老人ホームやグループホームなど7つの施設で働く職員合わせて430人で、唾液によるPCR検査を行います。

いったん陰性の結果が出てもその後、感染するおそれがあるため、検査は3か月ごとに実施します。また、施設に新たに入所する高齢者などにも、検査を受けてもらうということです。

区によりますと、今年度、この事業におよそ3000万円を見込んでいて、6月に成立した補正予算の予備費を充てることにしています。

千代田区高齢介護課は「介護施設でクラスターが発生すると多くの命が危険にさらされるので、無症状の人も含めて検査をすることで感染予防を図っていきたい」と話しています。