PCR検査拡充へ大学保有の機器活用 文科省 新型コロナ

PCR検査拡充へ大学保有の機器活用 文科省 新型コロナ
新型コロナウイルスのPCR検査の拡充に向け文部科学省は、大学や研究機関への補助制度を設け、保有する機器の活用を進めることにしています。
文部科学省によりますと、今月4日時点で全国の71の大学病院のほか27の大学や研究機関でもPCR検査が実施できる体制が整っていて、合わせて1日に最大4400件余りの検査を行えるということです。

文部科学省はさらなるPCR検査の拡充に向け大学や研究機関が保有する検査機器の活用を進めようと▽機器を使って検査を行う場合には1台につき100万円▽機器を貸し出す場合に1台につき50万円の補助を行うことにしています。

文部科学省は「本来の研究活動への影響を十分に考慮したうえで、検査に協力が得られる大学や研究機関に支援を行っていきたい」としています。