栃木 新型コロナ 1人死亡 新たに3人が感染確認 計252人に

栃木 新型コロナ 1人死亡 新たに3人が感染確認 計252人に
栃木県は11日、県内で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認されていた高齢の患者1人が死亡したと発表しました。合わせて県は、新たに3人の感染が確認されたと発表し、県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、合わせて252人になりました。
栃木県によりますと、これまでに新型コロナウイルスへの感染が確認され、県内の医療機関に入院していた高齢の患者1人が11日、死亡したということです。

県内で、感染が確認された患者が死亡したのは初めてです。

県は遺族の意向として患者の性別や年齢を明らかにしていませんが、少なくともきのうまでは重症ではなかったということで、県は改めて、高齢者や、高齢者と接する人は感染防止策を徹底するよう呼びかけています。

また11日、新たに感染が確認されたのは、県内に住む20代から70代の男女3人です。

このうち、真岡市の20代の男性と芳賀町の30代の男性は、いずれも今月8日に感染が確認された、真岡市の30代の男性が勤務する市内の飲食店を利用していて、真岡市の70代の女性は、この男性が利用した別の飲食店の従業員だということです。

県は女性が勤務していた真岡市の「スナックサチ」を今月7日と8日に利用し、体調不良などの症状がある人は、保健所などに相談するよう呼びかけています。

3人はいずれも現在は症状がないか、症状は軽いということです。

県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、合わせて252人になりました。