福岡拘置所の30代男性刑務官 新型コロナに感染確認

福岡拘置所に勤務する30代の男性刑務官1人が、新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されました。
法務省によりますと、新たに感染が確認されたのは、福岡拘置所で被告や受刑者の指導や監督などの業務に当たっていた30代の男性刑務官です。

この刑務官は、今月3日と4日に発熱などの症状があり医療機関を受診しましたが、PCR検査は不要と判断され、7日には回復したため出勤していました。

しかし、8日に嗅覚に異常を感じたため、再び医療機関を受診してPCR検査を行ったところ、9日、陽性が確認されたということです。

福岡拘置所では、先月23日にも20代の男性刑務官の感染が確認されていて、感染が確認された刑務官と接触があったとみられる被告や受刑者は個室に隔離するなど、感染拡大を防ぐ措置を取ることにしています。