島根県 91人感染 私立高校サッカー部の寮でクラスターか

島根県 91人感染 私立高校サッカー部の寮でクラスターか
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松江市と島根県は、松江市内で新たに91人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち88人が市内の私立高校のサッカー部に所属する男子高校生と同じ学生寮で生活する生徒や、部に関係する教員で、松江市は感染者の集団、クラスターが発生したと確認しました。
発表によりますと、新たに感染が確認されたのは松江市にある立正大淞南高校サッカー部の学生寮で生活する男子高校生、合わせて86人と部に関係する教員2人など、合わせて91人です。

このサッカー部では8日、男子高校生1人の感染が確認されたため、135人の部員と6人の教職員を検査したところ、感染が確認されたということです。

残る3人は、すでに確認された70代の男性の濃厚接触者で、この70代の男性はサッカー部の寮に出入りしていた関係者だということです。

松江市は今後立正大淞南高校の生徒と教職員、合わせておよそ200人程度のPCR検査を行うということです。島根県内で感染が確認されたのは、これで122人となりました。

松浦市長は「これだけ大規模な発生が確認されたことを重く受け止めている。これ以上拡大しないよう、関係者のPCR検査を幅広く行って封じ込める必要がある」と話しています。

益田でも1人感染確認 島根県内123人に

また、島根県は益田市内に住む40代の男性が1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。島根県内で新型コロナウイルスに感染が確認されたのは123人となりました。