プロ野球審判員が初の新型コロナ感染 2軍の試合に出場

プロ野球審判員が初の新型コロナ感染 2軍の試合に出場
プロ野球の2軍の試合に出場していた20代の審判員が新型コロナウイルスに感染しました。
NPB=日本野球機構によりますと、20代の審判員は今月3日に微熱やせき、のどの痛みといった症状があり、PCR検査を受けた結果、8日、陽性と判定されたということです。

この審判員は、今月1日に知人が別の感染者の濃厚接触者と判定されたため、今月2日からは試合を外れ、自宅待機になっていました。

感染した審判員と同じ試合を担当するなどしていたほかの2人の審判員についても自宅待機となっていますが、PCR検査を受け、陰性だったということです。保健所が濃厚接触者の特定を進めています。

またプロ野球で審判員の感染は初めてです。NPBによりますと、この審判員は1軍での経験はなく、2軍の試合開催については審判員を変更して対応できているということで、井原敦事務局長は「試合日程について現時点で影響はないと思う」としています。