NHK制作局の40代の男性職員が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認され、制作局での感染の確認は合わせて3人になりました。

この職員は、今月4日に発熱の症状が出て自宅で療養していましたが、6日、ＰＣＲ検査を受け、8日、感染が確認されました。感染経路はわかっていません。

制作局では、今月4日と7日、合わせて2人の職員の感染が確認されていて、今回の職員を含めて3人とも朝の情報番組「あさイチ」の制作を担当しています。

「あさイチ」のキャスター3人とは、いずれも濃厚接触はなく、ほかの出演者も今のところ濃厚接触者はいないということです。

NHKでは、すでに職場の消毒を実施し、濃厚接触の可能性がある職員とスタッフを自宅待機としています。放送への影響はなく、保健所と連絡をとりながら感染拡大の防止に努めることにしています。