混雑避けて 商業施設の混み具合 インターネットに公開

混雑避けて 商業施設の混み具合 インターネットに公開
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新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、商業施設など人が集まる場所の混み具合をインターネット上に公開して、混雑を避けようという取り組みが広がっています。
このうちJR東京駅前に広がる丸の内仲通りの歩行者天国では、不動産大手の「三菱地所」が混み具合をリアルタイムでインターネット上に公開する取り組みを始めました。

11か所の街路樹に設置したセンサーで人の位置情報を捉え、歩行者天国のどのエリアにどれくらいの人がいるのかが、画面上に青の丸い印で表示されます。

通りに設置されたベンチやテーブルの利用状況も確認できます。

今回の混雑情報の公開は、10日午前9時まで行われます。

「三菱地所」の竹田瑛里さんは「今の状況がいつまで続くかは見通せないが、こうした情報は、会場を訪れるかどうかを判断する指標として定着していくのではないか」と話しています。

このほか、「三井不動産」はグループで運営する商業施設について、混雑が見込まれる日にちや時間帯を各施設のホームページで紹介するなど混み具合の情報をネット上に公開して、混雑を避けようという取り組みが広がっています。