新型コロナの入院患者 全国で5000人超 前の週より1000人余増

新型コロナの入院患者 全国で5000人超 前の週より1000人余増
今月5日の時点で新型コロナウイルスに感染して入院していた患者は、全国で5116人に上り、前の週より1000人余り増加したことが厚生労働省のまとめで分かりました。
厚生労働省は、今月5日の時点での全国の入院患者の数などを取りまとめました。

それによりますと、全国の入院患者は合わせて5116人で、前の週の先月29日と比べて1082人増加しました。

このうち東京都の入院患者は1416人で、前の週より166人増加しています。

また、埼玉は298人で、前の週より55人、福岡は269人で、前の週より86人、愛知は258人で前の週より63人、それぞれ増加しました。

これに伴い、確保済みのベッド数に対する入院患者の割合も上昇しています。

この割合が最も高いのは、沖縄で242のベッド数に対して入院患者が206人と、およそ85%に上っています。

各都道府県は、さらに入院患者が増加することを想定していて、それぞれ病床の確保を進めることにしています。