全国で最も短い夏休み 岐阜県6市町の小中学校

全国で最も短い夏休み 岐阜県6市町の小中学校
新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮される岐阜県内の6つの市と町の小中学校で、7日、休み前の最後の授業が行われました。8日からの夏休みは全国で最も短い9日間だということです。
このうち岐阜県多治見市の13の小学校と8つの中学校では、学習の遅れを取り戻そうと7日も授業が行われ、多治見市立精華小学校では午後の授業に続いて「夏休み前集会」が行われました。

集会では、渡辺裕之校長が校内放送で「夏休みも家族みんなでウイルスに感染しない生活を続けましょう」と呼びかけました。

このあと教室では児童たちが感染対策について意見を交わし「マスクをして人混みを避ける」といった意見が出ていました。

岐阜県教育委員会によりますと、県内では多治見市のほか土岐市や瑞浪市など合わせて6つの市と町で小中学校の夏休みが9日間に短縮されます。

文部科学省によりますと、9日間の夏休みは全国の公立の小中学校で最も短いということです。

6年生の児童は「夏休みが短いのは残念です。コロナで旅行には行けないけど友達とは遊びたいです」とか、「家族とゆっくりしたり好きなサッカーを楽しんだりしたいです」などと話していました。