千葉県内で、7日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は65人でした。これで千葉県内で発表された感染者は2051人となりました。また県内では、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた1人が死亡しました。

千葉県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、船橋市や佐倉市などに住む10歳未満の幼児から80代までの男女、合わせて65人です。

このうち集団感染が確認されている「船橋市立リハビリテーション病院」では、新たに20代の看護師の男性の感染が確認され、この病院での感染者は12人となりました。

また、佐倉市の接待を伴う飲食店では、50代の男性客2人と30代から50代の女性従業員3人の感染が確認されました。

この飲食店では、これまで3人の客と従業員1人の感染が確認されていて、県は集団感染が発生したとみています。

この店は集団感染が確認されている、いわゆる「昼カラオケ」ができる店舗の1つと同じ建物に入っていて、隣どうしだということで、県は関連を調べています。

また、千葉県内では、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた1人が死亡しました。

死亡したのは、船橋市内に住む70代の男性です。

入院して治療を受けていましたが、6日に亡くなったということです。

これで千葉県内で亡くなった感染者は52人となりました。

一方、千葉県は先月中旬に感染が確認されて入院し、発症から10日以上たち症状がなくなったとして退院していた我孫子市の30代の男性が再び陽性になったと発表しました。

男性は退院後、自宅で静養していましたが、今月3日になって37度の熱が出たことから改めて検査を受けたということです。

県は、体内にウイルスが残っていて、再び症状があらわれた可能性があるとして、新たな感染者としては計上していません。

千葉県内で、いったん陰性となった人が再び陽性となったのは、今回で6例目です。