「ことしは特別な夏」お盆の旅行や帰省など自粛改めて呼びかけ

「ことしは特別な夏」お盆の旅行や帰省など自粛改めて呼びかけ
東京都の小池知事は記者会見で「ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込む特別な夏だ」と述べ、お盆や夏休み期間は都外への旅行や帰省、夜間の会食、遠くへの外出を控えるよう改めて呼びかけました。
このなかで小池知事は「『感染拡大特別警報』の状況にあると改めて申し上げたい。状況が悪化する場合は都独自の緊急事態宣言を出すことも考えざるをえず、そうならないためにもことしは感染拡大を抑え込む特別な夏だ。来年はこれまで楽しんできたような夏、『新しい夏』にすることが必要だという意識を共有しながらコロナに立ち向かっていきたい」と述べました。

そのうえで、ことしのお盆や夏休み期間は都外への旅行や帰省、夜間の会食、遠くへの外出を控えるよう改めて呼びかけました。

このほか、小池知事は「梅雨明けのあと、大変な暑さになっていて、熱中症のリスクが特に高まっている。不要不急の外出を控え、マスクを着用する際はこまめに水分を補給していただきたい」と述べました。

そして、室内でも熱中症になるとして、冷房や扇風機を適切に活用したり、時々、窓を開けて換気したりして、感染を防ぎながら熱中症対策をとってほしいと呼びかけました。