沖縄県 新型コロナ過去最多の100人感染確認

沖縄県 新型コロナ過去最多の100人感染確認
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沖縄県は、7日新たに100人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
沖縄県内で1日に発表された人数としては、これまで最も多かった8月4日の83人を上回って初めて100人以上となりました。

これで県内での感染確認は、884人となりました。

また、アメリカ軍からは県内にある基地、キャンプ・コートニーと嘉手納基地で合わせて4人の感染が新たに確認されたと県に連絡があったということです。

これで沖縄のアメリカ軍関係者の感染確認は303人となりました。

特養施設で7人が集団感染

那覇市の福祉施設は施設内の特別養護老人ホームでこれまでに入所者と職員の合わせて7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

那覇市にある日赤安謝福祉複合施設は5日、施設内の特別養護老人ホームで入所者1人と職員2人の合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、この施設での感染者は7人となりました。

7人のうち、入所者3人は70代から100歳代までの高齢者で、中にはクラスターが発生した那覇市の沖縄赤十字病院に入院していた人もいるということです。

先月30日に施設内で初めて入所者1人の感染が確認され、その後の検査で、感染が判明していったということです。

日赤安謝福祉複合施設は濃厚接触の可能性のある職員を自宅待機としていて、ショートステイを中止するなど一部のサービスを縮小しています。

日赤安謝福祉複合施設は「ご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。今後も保健所との連携を図り、入所者と職員の経過観察を行うとともに感染拡大防止に努めてまいります」とコメントしています。