入管施設の外国人男性 新型コロナ感染確認 去年6月から収容

入管施設の外国人男性 新型コロナ感染確認 去年6月から収容
法務省は、東京出入国在留管理局の施設に収容されている50代の外国人男性と、東京拘置所に収容されている50代の男が、それぞれ新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
法務省によりますと、東京 港区にある東京出入国在留管理局の施設に収容されている50代の外国人男性は、今月5日に発熱などの症状がありPCR検査を受けたところ、7日、感染が確認されたということです。

この男性は去年6月から収容されていて、発熱などの症状がみられた前日の今月4日に、首の痛みがあるとして外部の医療機関を受診していたということです。

国外退去を命じられた外国人などの収容施設で収容者の感染が確認されたのは今回が初めてで、東京出入国在留管理局ではこの男性と接触があったとみられる職員は自宅待機とするなど、感染防止の措置をとることにしています。

また、東京 葛飾区にある東京拘置所に収容されている50代の男は、今月上旬に拘置所に収容される際に発熱などの症状があり、PCR検査を受けたところ、7日、感染が確認されたということです。