Go Toトラベル参加宿泊施設に感染防止策の確認調査

Go Toトラベル参加宿泊施設に感染防止策の確認調査
観光客が増えるお盆の時期を前に、高松市では「Go Toトラベル」に参加する宿泊施設の感染防止策が十分かどうかを確かめる運輸局の調査が行われました。
観光需要の喚起策「Go Toトラベル」に宿泊施設が参加するには、新型コロナウイルスの十分な感染防止策をとっていることが条件になっていて、四国運輸局は観光客が増えるお盆の時期を前に、6日と7日との2日間で四国内の宿泊施設を調査しています。

7日は、高松市の「JRホテルクレメント高松」に運輸局の職員など4人が訪れ、ホテル側の取り組みとして、宿泊客の入館の際に体温測定を行っていることや、フロントに飛まつを防ぐための透明の板を設置していることなどを確認しました。

「Go Toトラベル」に参加している宿泊事業者の数は5日の時点で、四国で538、香川県で152に上っていて、四国運輸局では、感染防止策が不十分な場合は指導を行い、改善が見られない場合は参加を取り消すこともあるとしています。

調査を行った四国運輸局の藤澤友晴観光部長は「宿泊事業者には、しっかりとした対策をお願いするとともに、こうした調査を行うことで宿泊施設を利用する人にも安心してもらいたい」と話していました。