ローマ教皇 広島へメッセージ送る「核兵器捨て去る必要ある」

ローマ教皇 広島へメッセージ送る「核兵器捨て去る必要ある」
去年、被爆地の広島と長崎を訪問した、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、広島に原爆が投下されてから75年となったのにあわせてメッセージを寄せ、「平和を実現するためには、最も強力で破壊的な核兵器を捨て去る必要がある」として、核兵器の廃絶を改めて訴えました。
バチカンの公式メディアは6日、フランシスコ教皇が広島県の湯崎知事に送ったメッセージの内容を伝えました。

この中で、去年11月に被爆地の広島と長崎を訪れたことに触れ、「2つの都市で起きた命や資産の破壊について、思いを深めることができた」と振り返りました。

そして、被爆地での訪問の際にも訴えた「核兵器の保有はそれ自体が倫理に反する」ということばを繰り返し、「平和を実現するためには、すべての人々が兵器を、とりわけ最も強力で破壊的な核兵器を捨て去る必要がある」として、核兵器の廃絶を改めて訴えました。

また、ツイッターでもメッセージを投稿し、「軍拡競争で利用される資源は、人類の発展と自然環境の保護に使われるべきだということを忘れてはならない」と強調しました。

去年の日本訪問はローマ教皇としては38年ぶりで、フランシスコ教皇には核兵器の廃絶に向けて国際的な機運を高めるねらいがあったとされ、今後も積極的な発信を続けるとみられています。