新幹線 お盆休み含む予約 この2週間でさらに減少 コロナ影響

新幹線 お盆休み含む予約 この2週間でさらに減少 コロナ影響
7日からお盆休みを含む再来週にかけての新幹線の予約状況は、この2週間でさらに減り、去年の同じ時期の20%を下回るところも出ていて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が一段と大きく出ています。
観光需要の喚起策「Go Toトラベル」が始まる前日の先月21日の時点でJR各社がまとめた、お盆休みを含む7日から17日までの各新幹線の予約状況は、去年の同じ時期の20%でした。

その後、新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けて、新幹線の予約状況をJR各社に取材したところ、予約状況がさらに減っていることが分かりました。

先月21日と2週間後の今月4日で、お盆休みの期間の予約状況は、
去年と比べて、
▽JR東日本の新幹線は、先月21日の19%から、今月4日は16%に、
▽JR西日本の新幹線は、先月21日の21%から、今月4日は18%に、
▽JR九州の新幹線は、先月21日の25%から、今月4日は21%に、
いずれも3ポイントから4ポイント減って、記録が残る平成8年以降、最も少ない状況となっています。

JR東海とJR北海道は最新の予約状況を明らかにしていません。

JR東日本は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響が一段と大きく出ている。安心して利用できるよう、利用者は少なくても密にならないよう、運行本数は例年並みにし、消毒や換気を徹底する」とコメントしています。