繁華街でコロナ感染対策の店の利用呼びかけ 東京 墨田区

繁華街でコロナ感染対策の店の利用呼びかけ 東京 墨田区
夜の繁華街で新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、6日夜、東京 墨田区で保健所の職員らが巡回し、感染対策がとられている店を利用するよう呼びかけました。
6日夜は墨田区の山本亨区長や保健所の職員、それに商店街連合会の関係者らあわせて20人ほどが、JR錦糸町駅周辺の繁華街を巡回しました。

区は今月から、マスクの着用や従業員の体調管理など十分な感染対策を行っている店に、独自のステッカーを貼ってもらう取り組みを始めています。

一行は通りかかった人に対し、食事をする場合はステッカーが貼られた店を利用するよう呼びかけていきました。

また保健所の職員は居酒屋を訪ねて、客がおちょこの飲み回しなどをしていたら注意するよう求めていました。

居酒屋の店長は「今行っている対策に満足しないで、できることは何でもやっていきたい」と話していました。

また、街を通りかかった30代の会社員の男性は「ステッカーがあれば、対策がとられている店だとわかるので、少しは安心できます」と話していました。

墨田区の山本区長は「錦糸町は飲食店の多い街なので、感染対策と営業の両立を支援していきたい」と話しました。