お盆の帰省で専門家「過ごし方の工夫を」 新型コロナ

お盆の帰省で専門家「過ごし方の工夫を」 新型コロナ
お盆休みなどで高齢者と接する機会が増える際の注意点について、感染症の専門家は手洗いやマスクの着用などの基本的な対策に加え、一緒に過ごす時間を短くするなど、ポイントを絞って過ごし方を工夫してほしいとしています。
お盆の帰省について感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、帰省先に重症化のリスクが高い高齢者がいる場合は、帰省するかどうかは慎重に検討してほしいとしています。

そのうえで、帰省した場合については、まずは基本的な感染対策として、こまめな手洗いや会話をする際にお互いに必ずマスクを着用するなどの対策を徹底することが必要だとしました。

また、食事の際には料理を大皿から取り分けるのではなく、それぞれ個別に配膳することや、なるべく2メートル以上の距離を空けたり、料理を口に運ぶ時だけマスクをずらしたりして、なるべく飛まつが広がらないようにすること、それに大勢が集まるなどしていわゆる「3密」の状態になるのを避けることなどが大事だということです。

このほか、ドアノブやテレビのリモコンなど頻繁に手が触れる部分のこまめな消毒や、入浴の際には高齢者に先に入ってもらうこと、それに冷房を使っている時でも窓を5センチ程度は開けて、常に換気をすることなどを心がけてほしいとしています。

賀来特任教授は「帰省する前から手洗いやマスクの着用などを徹底するなどして、ウイルスを持ち込まないように注意してほしい。

移動そのものがリスクということではなく、帰省した際の行動が問題となる。帰省先でも高齢者と一緒にいる時間を短くしたり、みんなで外出するのを控えたりするなど、ポイントを絞って過ごし方を工夫し、感染のリスクを極力下げていくのが望ましい」と話しています。