フィリピン4~6月のGDP 過去最悪の伸び率 新型コロナが影響

フィリピン4~6月のGDP 過去最悪の伸び率 新型コロナが影響
フィリピンのことし4月から6月までのGDP=国内総生産の伸び率は、新型コロナウイルスの影響で、ほぼすべての業種で業績が大幅に落ち込んだことなどから、去年の同じ時期と比べてマイナス16.5%と、四半期としては過去最悪となりました。
フィリピン統計庁が6日に発表した、ことし4月から6月までのGDPの伸び率は、去年の同じ時期と比べてマイナス16.5%と、2期連続のマイナス成長となり、現在の方法で統計を取り始めた1981年以降、四半期としては過去最悪となりました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、3月中旬から6月にかけて全国各地で市民の外出や企業活動を厳しく制限し、個人消費が低迷したことに加え、農業などを除く、ほぼすべての業種で業績が大幅に落ち込んだことが原因としています。

フィリピンでは感染拡大の影響で、失業率もことし4月の時点で過去最悪の17.7%となりました。

こうしたことから政府は、6月から外出制限を緩和するなど、経済の立て直しを進めてきましたが、ここに来て感染が急速に拡大していることから、首都マニラなどでは、今月4日から再び厳しい外出制限が課されていて、経済と感染拡大防止の間で難しいかじ取りが迫られています。