愛知県 独自の緊急事態宣言 お盆休みの行動で要請 新型コロナ

愛知県 独自の緊急事態宣言 お盆休みの行動で要請 新型コロナ
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぐため、愛知県は6日、県独自の緊急事態宣言を出しました。県民に対して、お盆休み期間中の不要不急の行動や、県をまたぐ移動などを自粛するよう要請しています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県は6日午前、対策本部の会議を開き、大村知事は「今回の第2波は、大変厳しい状況にあると認識している。お盆期間の前後に感染の拡大を防ぎ、封じていきたい」と述べ、県独自の緊急事態宣言を出しました。

宣言の期間は6日から今月24日までで、区域は愛知県全域です。

緊急事態宣言は県民に対して、お盆休みの期間中は不要不急の行動を自粛することや、5、6人以上の大人数での会食や宴会を自粛することを呼びかけています。

また、県をまたぐ不要不急の移動を自粛し、お盆休みの期間中の帰省について、もう一度、家族と検討することなども求めています。

さらに、名古屋市中心部の一部の飲食店などへの営業時間の短縮や休業の要請も、地域や対象業種を拡大せずに続けます。

一方、県内全域での休業要請や学校の休校は行わないとしています。

会議のあと大村知事は記者団に対し、県をまたぐ不要不急の移動の自粛を求めたことに関連して「愛知・岐阜・三重は経済圏域が一体なので、県をまたぐ移動も個別に判断してもらえればと思っている。それ以外のところの県をまたぐ移動は、帰省も含めて緊急事態宣言中は控えていただくようお願いしたい」と述べました。