ノーベル平和賞のICAN 「核兵器禁止条約への参加を」広島

ノーベル平和賞のICAN 「核兵器禁止条約への参加を」広島
3年前にノーベル平和賞を受賞したICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのフィン事務局長が、広島原爆の日を前に広島市内で開かれた討論会にオンラインで参加し、核兵器禁止条約への参加に向けて議論を進めるよう呼びかけました。
討論会は、6日の広島原爆の日を前に「核兵器廃絶日本NGO連絡会」が広島市内で開き、与野党各党の代表が出席しました。また、核兵器禁止条約の採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞したICANのベアトリス・フィン事務局長がスイスのジュネーブからオンラインで参加しました。

フィン事務局長は、日本が条約に否定的な立場を示していることを踏まえ、「日本は大量破壊兵器にすがりつく国だと世界から見られ続けたいのか。アメリカとの軍事的な同盟を保ちながら核兵器禁止条約に参加することもできるはずだ」と述べ、政治家や市民に条約への参加に向けて議論を進めるよう呼びかけました。

与野党の代表からは条約に対する賛否両面の意見が出され、フィン事務局長は耳を傾けていました。

討論会のあとフィン事務局長はNHKの取材に対し、「日本が条約に参加すれば核兵器廃絶に向けた転換点となり、いずれは核保有国も条約に参加するかもしれない」と述べ、唯一の戦争被爆国として日本が主導的な役割を果たすよう訴えました。