新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、医療体制がひっ迫していることを受け、沖縄県は那覇市内のホテルを新たに借り上げ、4日から軽症者などの受け入れを始めました。

沖縄県内では新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、医療体制がひっ迫していて、3日の時点で県が確保した病床の利用率は146.6％でした。

県は、軽症者や無症状者を対象にした施設の確保を急いでいましたが、新たに那覇市久米にあるビジネスホテル「東横ＩＮＮ那覇旭橋駅前」を借り上げ、4日から受け入れを始めました。

県によりますとこのホテルは全部で200床ありますが、健康観察や食事の提供を行う看護師や保健師の数を十分に確保できておらず、当面、受け入れることができるのは100人程度にとどまるということです。

このため、県は施設に常駐する看護師や保健師の募集を受け付けています。

募集は電話で受け付けていて、
▽平日の午前8時半から午後5時15分までは098－866－2215、
▽平日の午後5時15分から午後8時までと
▽土日と祝日の午前9時から午後8時までは080ー6486ー1988です。