お盆の帰省「東京などからの移動制限の検討を」野党側が意見

お盆の帰省「東京などからの移動制限の検討を」野党側が意見
お盆の時期の帰省をめぐり、野党側の会合では、新型コロナウイルスの感染が拡大している東京などからの移動制限を検討すべきだといった意見が出されました。
お盆の時期の帰省について、政府は、一律に控えることは求めず、密集した状態を避けるなど、基本的な感染防止策を心がけるよう呼びかけています。

野党側が4日開いた政府へのヒアリングでは、出席した議員から、「東京など感染が拡大している地域からの移動は制限を検討すべきだ」といった意見が出されました。

これに対して厚生労働省の担当者は、「現時点では、一律に制限するスタンスではない」と説明しました。

このあと開かれた別のヒアリングでは、観光需要の喚起策、「GoToトラベル」をめぐって、キャンペーンに登録している長野県のホテルのスタッフ1人が感染したことが取り上げられました。

そして、出席した議員からは、キャンペーンの中止を求める意見や、登録されている宿泊施設で感染者が出た場合に、国がすみやかに把握する仕組みを整えるべきだといった指摘が出されました。